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ジャパン・レートと言う特別高率金利
ユーロ金利には、米銀の国内預金・CD金利に比して準備預金積立て不要分だけ高い金利が支払い可能である。利息は一年三六〇日計算であり、三六五日の実日数計算にくらべて若干割高となる。また、無担保取引であるため、出し手は常に取り手の信用状況に留意し、あらかじめ取り手銀行別の与信枠額を設定しておくことが多く、カントリー・リスクをも加味することが多い。第一次オイル・ショック後のヘルシュタット、フランクリン両銀行の倒産によるユーロ市場の麻疹時には一時的に日本へのカントリー・リスク配慮上からジャパン・レートと称する特別高率金利を強要されたり、預金引揚げ後再預け拒否などの事例が頻発し、邦銀および日本政府は対応に苦慮した事件はすでに著名である。

資金の受渡しは次の要領で行なわれる。ドルの場合でいえば、取引が完了すると取り手側はニューヨーク所在の銀行の自行ドルロ座を指定し、出し手側は資金をニューヨーク所在銀行の自行ドルロ座より引き出して、指定口座へ振込む。返済時は、期日にはとくに指定がなければ取り手は元利合計額を逆のコースで返済することとなる。ユーロ円の場合でいえば、取り手は三菱銀行本店の自行円勘定を指示し、出し手は三井銀行本店所在の自行円勘定より引き出し、三菱銀行本店へ払込むこととなり、返済時はとくに変更・指示が出し手よりなければ元利金は逆コースにて返済される。
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